車椅子の種類について
車椅子の種類は、使う方が自力で移動できるかどうかで、自走式と介助式があります。
自走式の車椅子でも介助式の車椅子でも、介助する者が扱う時には注意すべき事として、動かす時は必ず乗っている方に声をかける事と、麻痺した足が地面についたり、麻痺した手がタイヤに巻き込まれたりしないように、状態を確認する事です。
デイサービスやデイケアなどで、イベントのために外へ出る機会があったりする場合、介護の仕事について間もないスタッフには、こうした事故がつきまとうので、利用者様やスタッフの見守りも含めて観察が大事です。
介助式の車椅子は、利用者様が自力で動かしにくいようにタイヤの大きさに違いがあり、自走式より小さく太いタイヤである事が多いです。
また、自走式の車椅子でも、電動式と手動式がありますが、どちらの場合でも、住んでいる家で車椅子の幅が確保されたり、スロープが移動のために必要になってきます。
車椅子を利用者の環境に合わせて選ぶと良いのですが、こうしたいわゆる住宅改修も同時に必要なので、合わせて担当ケアマネージャーに相談して行くと良いでしょう。