遠距離介護で気をつけること
日本は今後、高齢化が加速すると考えられています。
また、高齢者の独り暮らしや、高齢の夫婦二人で生活している人たちも増えていく傾向にあります。
そのため、介護が必要となった場合には、遠距離介護と呼ばれる状況になることが多くなるでしょう。
これは、介護が必要な家族とは遠く離れて暮らしていて、片道の所要時間がおよそ2.5時間以上の時間が必要な場合を、遠距離と呼んでいます。
この場合注意しなければならないことは、家族の様子を頻繁に見ることができにくいため、身体の状態や家の中の状況を把握することが難しいことです。
電話での会話は、高齢になると耳が遠くなり意思の疎通が困難な場合が多くなります。
そのため、介護保険サービスを利用されるのもいいでしょう。
要介護度によっては、地域包括支援センターやケアマネジャーなどの、専門家の助けを借りることができますので、家族とのコミュニケーションをとる重要な役目をになってくれるものです。
遠距離でお困りの方は、サービスを利用されて、担当してくれる専門家と相談されることも大切になるでしょう。