福祉社会に不可欠な車いすや介護ベッドなどの介護用品は、高価で再利用しづらく、買い替えまでのスパンも短い特徴があります。
介護用品の出費に頭を抱える方も多いのではないでしょうか。
しかし、介護保険を利用したお得な方法があります。
□介護用品のレンタルってどんなもの?
*レンタルにかかる費用について
レンタル料金には介護保険サービスが適用されるため、提供業者によって若干の差異はありますが、月額利用料金の1~3割程度の料金で利用できます。
*利用の手順について
福祉用品のレンタルは介護保険サービスに含有されるため、ケアプランの作成が必須です。
利用の際はまず担当のケアマネージャーに相談した上で、サービス提供業者を選定していきます。
□購入した場合のメリットは?
*費用が安い!
介護ベッドや車椅子などの介護用品は購入しようとした場合、介護保険サービスの対象外となってしまうため、全額自己負担となってしまいます。
介護保険を適用した場合の自己負担額は購入、レンタルいずれの場合も基本的に1割(所得に応じて増加する可能性あり)です。
しかし、レンタルした場合のほうが保険が適用される可能性が高いと言われています。
レンタルのほうがお得ですよね。
*無駄のない利用が可能!
介護ベッドなどの大型の介護用品の場合、不要になったときの置き場に困るものが多いと思います。
レンタルであれば、使わなくなった場合は返却するため、場所的にも融通が効きますよ。
*注意点とデメリットについて
まず、レンタルサービスは介護保険を受けることができるという前提のもとで成り立つため、要介護及び要支援の認定を受けている必要があります。
次に、介護用品を自分で購入した場合は気兼ねなく使えるという利点がありますよね。
しかし、レンタルの場合はあくまで貸与されているものであるため、利用する際に気を使う必要があるでしょう。
また、レンタル利用の申し込みの際、上述のケアマネージャーを介する必要があり、貸し出しに至るまでに時間がかかるというデメリットがあります。
□まとめ
今回は介護用品のレンタルの利用方法やメリットについて紹介しました。
介護用品のレンタルには介護保険や運用に関する期間について事前によく調べておく必要があります。
本記事が、介護保険の購入かレンタルで迷っている方の参考になれば幸いです。