介護用品レンタルに介護保険は適用できるのか?

家庭で家族の介護をする方の場合、介護保険でどの程度の介護用品レンタルが可能なのか疑問に感じる方もいるでしょう。

基本的にサービスを受けられるのは65歳以上の方もしくは、40歳~64歳のうち特定の疾病等にかかっている方で、地方自治体の介護を担当する部署で審査をして介護が必要だと認定された場合です。

ただし、審査で要介護状態であると認められて介護度が付けられたとしても、全ての介護用品レンタルが可能になる訳ではありません。

車いすとクッションなどの付属品や介護ベッドと手すりやマットレスなどの付属品は、介護度により借りられないことがあります。

要支援及び介護度が1の方は、それらのレンタルサービスが受けられることがありません。

より重度な2以上でないとそれらの介護用品レンタルは難しいのです。

ただし、手すりやスロープなどの歩行関連の介護用品やトイレや入浴補助に必要な用品については、介護保険の種別に関わらず借りられます。

介護度が低くても介護ベッドや車いすを利用したいという方もいると思われます。

その場合は、中古の介護用品を扱う店舗で購入するといいでしょう。

中古とは言え十分使用に耐えうる用品が販売されています。

再審査で介護用品のレンタルが可能になった場合に必要なくなるのではと考える方もいますが、介護用品の買取と中古販売を同時に行う会社もありますので、ご不要になった際も安心して引き取り依頼ができるでしょう。

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