介護が必要となる原因

介護が必要となる原因

平均寿命が延びて長生きできるようになった半面、介護を必要とする高齢者は増加しています。
最近では平均寿命に対して、健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる状態を健康寿命という言葉で表して、健康寿命を延ばそうという目標もかかげられています。

健康寿命と平均寿命の差(2013年)でみると、男性ではおよそ9年、女性ではおよそ12.4年介護が必要な期間があるということになります。
私たちは誰もが元気で長生きしたいと思っています。そこで、介護が必要になる原因にはどんなものがあるかみていきたいと思います。
まずは、脳梗塞、脳出血などがあります。

これらの病気は、半身麻痺や失語症などの高次機能障害・認知症などが後遺症として残る場合があるためです。
また、転倒して大腿骨頚部骨折のような骨折をした場合も高齢であればもともとの筋力が弱くなっているので歩行が困難になることもあり要注意です。

そして、アルツハイマー病などによる認知症はたとえ身体的には元気なようでも記憶や判断力が低下することで生活を維持していくことが困難になり、介護を必要とする原因のなかでも大きな割合を占めています。

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