「笑い」を介護に取り入れる
介護職ではサービス利用者との円滑な意思疎通が、サービスの提供をスムースに履行する為にも必要不可欠となります。
また利用者の家族や近縁者が出入りする事もある環境であり、周囲に見られている事も意識した言葉遣いは重要となります。
避けたい言葉使いの系統としては、赤ちゃん言葉・命令口調・タメ口を挙げる事が出来ます。
赤ちゃん言葉は認知機能の衰えた利用者を相手に気遣いから使いがちなのですが、認知症の場合は感情の表現が衰えている訳では無く、寧ろ自身を大切にされていないように利用者が感じるので避けなければなりません。
次に命令口調は度が過ぎると、暴言にも繋がって職員間で問題となる可能性もあります。
利用者にとって不快なのは勿論の事、家族・近縁者の耳にも止まり易く、使って良い状況はほぼありません。
最も注意すべき言葉遣いの系統です。
そしてタメ口ですが、利用者は基本的に介護者よりも高齢である事が多い為、違和感を感じさせる言葉となります。
親しみを込めたつもりが結果として距離を空けていたいう状況を呼びがちで、その事に気付き難くなるという問題も生じ易いので避けるべき言葉遣いとなります。