喜ばれる移動介護part1
移動介護従事者とは、視覚障碍者、全身性障碍者の移動介護が出来る外出介護人のことです。
本人が主体的、自律的に生活するための介助なので、本人の意志、自然な動きに合わせて介助を行います。
生活の基本に移動動作は寝返る、起き上がる、立ちあがる、座る、歩く、で、それらの応用が食べる、排泄する、衣類の着脱などです。
本人のそれぞれに合わせた介助が必要です。
本人の重心の動きをよくみ、危険を予測します。
本人の尊厳を守って自立を助けていきます。
相手の意図に反することをせず、過度に介護しないように注意しながら声かけをしていきます。
自立を促す介助と声かけが喜ばれます。
なんでもしてあげることが自立を促すことにならないのは当然のことでしょう。
時間がかかっても、ほんの少しのことでも、今日よりは明日、明日よりは明後日に状況が良くなっていくように、できることが増えていくように、決して幼児のように扱ったりせず、人生の先輩として敬いながら、多くのことを本人から教えてもらうつもりで、接していきましょう。
真心を込めて接して、良い関係が作れれば、介助もスムーズになっていきます。