喜ばれる移動介護part2

移動介護では、お互いの負担軽減のために、相手の重心の動きに注意をすることが必要です。
重心が分かれば、そこを支えるようにすることで、比較的小さな力で相手を支えることが出来るからです。
小さな力で相手を動かすことが出来るので、双方にとって負担が少ない方法ということにもなるでしょう。

その際には相手のペースを崩さないようにすることも大切です。
移動している時には、人はリズムを刻んで動くようにしていますから、それを妨げられると不快でもありますし、力も大きなものが必要となります。

重心を支えるようにすると楽なのは介護をする側もされる側も楽になります。
人が重いのは、この重心から離れたところで何かをしようとする時に大きな力を感じるようになります。
てこの力の原理で重心から離れたところを動かすには、より大きな力が必要となるのです。

 
重心は最も効率よく力を支えることが出来るところですから、ここをまず把握をすることで、安定した介護が出来るようになります。
安定した力で支えられることになるので、介護をされている側は安心することが出来るので喜ばれるのです。

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