財産が少ない方が「相続トラブル」が発生する??

財産が少ない方が「相続トラブル」が発生する??

みなさん、こんにちは。
”うちは、たいして財産がないから・・  遺言なんて必要ない” という、遺書を残さない逃げ口上、
そもそも、”たいして財産がない”とは、いくらぐらいの財産の事を思っての言葉でしょう?

2011年とちょっと昔のデータですが、
一年間の死亡者数 126万人
相続税の申告件数 53,000件 (死亡者の4.2%)
裁判になった遺産分割事件 約13,600件 (申告件数の25.7%)
遺産分割事件の平均遺産額 2,360万円

どうでしょうか? 相続紛争になる事例の平均遺産額が、2,360万円・・・
この程度の遺産は、現在65歳以上の方ならば、普通に持っている額ですよね。
マイホームの建物と土地、退職金や今までの貯金を合わせれば、この程度になるパターンは多いです。

どうでしょうか? 相続紛争になる事例の平均遺産額が、2,360万円・・・
この程度の遺産は、現在65歳以上の方ならば、普通に持っている額ですよね。
マイホームの建物と土地、退職金や今までの貯金を合わせれば、この程度になるパターンは多いです。

しかし、一般的な家庭を築いてきて、中流の生活をしているという自覚の皆さんは、
”自分はまわりと比べて特別に多い資産を持っているわけではない。”という 自覚 を
持っているので、特別な行動(しっかり遺書を残すという行動)は必要ないと思うようです。

現在の日本の現状、皆さんはどう感じておりますか?
労働者年収は、この20年間ずっと減り続けました。 昔は当然だった正社員は、いまや6割程度・・
そんな情勢の中、私たち”子ども”にとって”親の遺産”は、もらえるなら確実にもらいたい”資金”
というような感覚があるのは、仕方のないことではありませんか?  

子どもは、しがみつきますよ・・

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