介護で注意したいこと〜夏編〜
夏の時期、介護で注意したいこと。
まず、注意していただきたいのは熱中症と水分補給です。
「冷房を使ってこまめに水分補給をすれば・・・」と思う人もいるかと思いますが、高齢者における介護の現場においては意識して水分補給をしてもらうことが重要となります。
熱中症は屋外だけではなく屋内にいるときでも起こることであり、場合によっては屋内にいるときの方が危険ともいわれています。
また、水分補給においてはこまめに水分補給をすることが重要となることは知られています。
では、なぜこまめな水分補給が重要なのか。
発汗、体温調節、排泄など体を動かしていないときでも体内の水分量は消費されています。
そのため、こまめな水分補給が重要とされているのです。
さらに、こまめな水分補給に合わせて塩分を摂取することも重要です。
高齢者の場合、特に意識的に水分補給をすることが重要とされています。
その理由として
加齢に伴う発汗作用の効率が鈍い。
体内から熱が放出されず溜め込んだ状態になる。
体が熱いという感覚が鈍い。
主な理由としてはこういった理由が挙げられます。
「喉が渇いてからではなく、喉が渇く前に水分を取る。」
この意識は大切です。