着替え介助のコツとは?
着替え介助のコツは、利用者様に出来るだけ自力で着替えしていただき、利用者様1人では出来ない事を介助する事です。
その際に出来るだけ利用者様のプライバシーに配慮して、寝たきりの方のように動けない場合にバスタオルで隠すなどの工夫をすると良いでしょう。
また、季節によって寒暖の差がある場合に室温を25度程度に保つ事も大事です。
さらに、利用者様が着替えをしやすいように、伸縮性の良い素材の服を選ぶ事も大事です。
こうすると利用者様が他の人の助けがない場合でも、自力で着替え出来る可能性が増えて、自由度が広がります。
このように出来るだけ利用者様の選択肢を増やす事は、利用者様自身の生活の質を上げる事に繋がります。
そして、片麻痺がある利用者様のように立位が不安定な方の場合に、転倒を防ぐために椅子に座ったまま着替えを行うのも安定感が増して、利用者様の安全安心に繋がります。
寝たきりの利用者様の着替えでは、衣類のシワが付いた場所に褥瘡が出来やすいため、衣類やシーツにシワを作らずに伸ばしておく事も重要です。
このように、プライバシーや安全安心に気を付けて、気持ちの良い介助を心がけたいものです。