介護用品のレンタルにかかる費用はどのくらい?
保険を使って介護用品をレンタルすると、実際にどれくらいの費用がかかるのかご存知ですか?
介護用品の利用には「特定福祉用具購入」と「特定福祉用具貸与」の2種類の保険の適用があります。
「特定福祉用具購入」の対象となるのは簡易浴槽や腰掛け便座などの入浴、排泄に関わるもので衛生的に購入した方が良いとされている介護用品です。
一方「福祉用具貸与」の対象となるのは主に車椅子や歩行器、介護ベッドなどの介護用品です。
これらの介護用品をレンタルする際、保険の認定を受けた利用者は1割負担で介護用品をレンタルすることができます。
では実際にレンタルにかかる費用はいくらなのか?
例えば車椅子を¥5,000円/月でレンタルした場合、保険適用で実質負担額は1割となるため、利用者が実際に支払う金額は500円/月となります。
車椅子の購入には最低でも2万円前後のお金が必要となるので、長期的な介護を目的としない方であればレンタルする方がずっとお得ですよね。
今回は「福祉用品貸与」を用いて介護用品をレンタルした際、実際いくらの費用が必要かをお話しさせて頂きました。
介護用品のレンタルの利用を希望する方は是非一度、地域のケアマネージャーに相談してみてくださいね。