介護保険で受けられるサービス 居宅サービス編
将来やってくる超高齢化社会では、国民の一人一人がなるべく家庭や地域において、老後の生活を安心して送れるようにしなければなりません。
高齢者を対象とした在宅福祉サービスの充実を図っていくことが、必要になってきます。
とりわけ介護保険の利用者が自宅に居ながら受けるサービスは、在宅福祉サービスの中核となる事業として、その役割はますます大きくなるものと考えられています。
近年在宅介護サービスは新ゴールドプランの進展に合わせて飛躍的に増大して、また24時間訪問介護サービスの提供など、国民のニーズに合わせたきめ細やかなサービスも展開されつつあります。
在宅介護サービスを提供している事業主体も多様化して、市町村や社会福祉協議会ばかりでなく市民互助型組織や、民間シルバーサービス事業者や、農業協同組合や生活協同組合など様々な形態の事業主体がそれぞれの特徴を生かして、各地で事業を展開しています。
介護保険の在宅介護サービスの中では、ホームヘルプサービスが一番多く使われているようです。
また介護保険のサービスの中には、福祉用具貸与や住宅改修も含まれることになっています。住宅の改修は事前に申請して許可があると、介護認定が下りていれば要介護度に関係なく、かかった費用の9割が戻ってきます。