健康寿命とは
日本人の平均寿命は年々伸びてきて、今年の発表で2015年統計では、男性が80歳を超え、女性が87歳を超えています。
人生50年と言われたころと比べると、信じられない数字となっています。
でも、一方であまり話題にされないのですが、健康寿命ということが問題となっています。
健康寿命とは、その意味を分かりやすく言うと、病気とか介護の関係で、人の手助けを必要としないで、一人で自立して生活している状態の寿命ということになります。
とても残念な数字ですが、先ほどの80歳や87歳に比べて、マイナス9歳くらいが健康のそれとなっています。
数字だけ見ると信じられないという感じですが、平均的にはそのくらいになるということです。
もちろん、長生きをすることはいいことですが、ただ生きているというだけでは人生の意味が半減してしまいそうなので、健康で生きていることが大事だということが言えます。
そのためには、生活習慣病に対する予防とか、適度な運動とかがとても大事なことですし、万が一、他人のお世話にならざるを得なくなっても、リハビリとか、お仲間との交流とかに積極的に参加し、健康回復への努力を続けることが大切なのです。