食事を楽にするための調理方法とは?

飲み込みの機能が衰えて来た利用者様に、普通の方の調理のままでは喉に食べ物を詰まらせる恐れがあります。
喉に食べ物を詰まらせると窒息死の恐れもあり、大変危険です。

 
こうした事を防ぐために、日常の食事を食べる様子を注意深く観察して、記録しておく事がとても大切です。
特に施設や病院といった大人数の利用者様や患者様が1度に食事される場所では、キチンと申し送りがされていないと、何度も事故が起こる可能性があり、危険を出来るだけ予防する事も大切です。

 
これは利用者様の残存能力を維持しながら、考えて行く必要があります。

食べ物に関して、固いものはやわらかく煮込む事で、入れ歯の利用者様や噛む力が衰えて来ている利用者様には楽に食べていただく事が出来ます。

 
他にも噛む力の衰えた利用者様には、食べ物を小さく刻んだり、切り込みを入れる事で食べ易くする事が出来ます。
しかし、食べ物によっては刻む事で、舌触りがパサパサして飲み込みが逆に悪くなる事もあります。

 
そこで、パサパサしたものはあんをかけて飲み込みやすくする必要があります。
これだけで飲み込みがとてもスムーズになり易いです。

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