ケアマネージャーの役割とは? その3

ケアマネージャーの役割とは? その3

前回は、ケアマネージャーの役割の一つである、「ケアプランの作成と継続的な管理」についてお話ししました。
今回もケアマネージャーの重要な役割についてお話ししようと思います。

・サービス事業者と利用者の間の調整役

ケアマネージャーは実際にサービスを提供するわけではありません。ケアマネージャーの役割は、サービス事業者と利用者の間の調整役です。
そもそも介護保険サービスには、ホームヘルパーが自宅に訪問し介護を行う訪問介護や、日帰りで施設に通う通所介護などがあります。
 
ただ、事業所の数は多く、利用者側からすると、
「どのようなサービスがあるのか分からない」
「どのサービスや施設が自分に適しているのか分からない」
「どれくらいのコストがかかるのか分からない」
と分からないことが多々あるのです。
 
そのような、サービス事業者と利用者の間の壁を壊し、利用者に様々な情報を提供するのがケアマネージャーの重要な役割なのです。
ですので、利用者やその家族は、分からないことや不安なことがあれば遠慮せずケアマネージャーに聞くようにしましょう。
また、事業所やサービスに不満がある際もケアマネージャーに相談すれば、代弁してくれます。
 
3回にわたってケアマネージャーの役割に関してお話してきました。
介護に関して不安なことがあれば、ケアマネージャーに頼ってみてください。

お役立ち情報一覧へ