介護用品はレンタルでも購入でも介護保険を利用できるようになっています。
そのため、介護用品を使用する際にはどちらかを選ぶ必要がありますが、どちらがおすすめなのかが分からないという方もいるはずです。
まず介護用品レンタルと購入は、どちらも費用負担は1割となっています。
ただし、購入の場合は1年間に10万円までという限度額が決められていますし、介護保険の対象外となっているものもありますので注意が必要です。
どのような介護用品が対象外かというと、車いすや介護ベッドです。
これらはレンタルでは介護保険の対象となりますので、1ヵ月のレンタル料の1割負担で利用することができますが、購入する場合は、全額自己負担となっています。
つまり、一ヶ月5000円の車いすをレンタルした場合、月の自己負担は500円ですが、買った場合は大体2万円前後の費用負担が発生することになります。
これだけを比較するとレンタルの方がお得にみえるかもしれませんが、車いすを長く使う場合、1ヶ月500円でも1年で6000円になりますので、3年以上使う場合は買った方がお得になるといえます。
このようなことから考えると、介護用品レンタルと購入のどちらがおすすめかというのは、介護状況や期間によって変わってくるといえます。
ですので、それに合わせて最終的な費用負担を計算し、介護用品別にどちらがおすすめなのかを比較・検討していくとよいでしょう。