松山英樹選手が、先週アメリカで開催されたゴルフのメジャー大会マスターズで優勝しました。
早起きして、その歴史的瞬間を見届け、私は涙を流しました・・・
本当におめでとうございます。
モナークケアには、ゴルフをする人間がたくさんおります。
かういう私も、その一人です。
私は現在50歳ですが、実は大学のときにゴルフを始めています。
そのくせちっともうまくなりませんが・・
私がゴルフを始めた頃は、日本の男子ゴルフ界にはAON のビッグネーム3人が、君臨しまくっていました。
A 青木功、 O 尾崎将司、 N 中嶋常幸、 のビッグ3です。
この方々は国内では、とにかく強かった!
年間30試合ほどある国内の大会の、半分以上はこの3人が優勝し、賞金を稼ぎまくっていました。
そんなビッグ3も、アメリカで開催されるマスターズはじめ、海外で開催されるメジャー大会では、ほとんど活躍は出来ませんでした。
青木が一度2位になったり、中嶋が一桁順位でフィニッシュしたりしたことは一、二度はあったかもしれませんが、優勝争いの真っただ中でプレーしていたことは私の記憶な中にはなかったように思います。
そのビッグ3たちの後にも、日本からメジャー大会に挑み、戦ってきた選手はもちろん毎年いました。
でも、その挑戦は、ことごとく跳ね返されて日本人が海外メジャー大会で優勝することは夢のまた夢・・ だったのです。
そんな歴史がある中で、松山英樹選手は今回の快挙を成し遂げました。
彼は、19歳の時に初めてマスターズでプレーをしています。
このときはまだ大学生のアマチュアでした。
松山英樹選手はは、ハニカミ王子こと 石川遼くん と同期なんですよ。
石川遼くんが、16歳になる前にアマチュアながらプロの大会で優勝し、一躍人気者となって、以後ずっと注目を浴びる中、松山くんは、地道に世界と戦うことを考えてゴルフキャリアを積み重ねていきます。
初めてマスターズに出場した時に、世界の一流選手と自分との差にびっくりしたそうです。
それは技術的なことよりもむしろ、体力とパワーの差だったのです。
石川遼くんとは対照的に、彼は愛嬌を振りまくことはなく、いわゆる地味な選手の印象です。
でも、世界トップ選手との差が何かを冷静に分析し、果てしなく練習をこなし、そして数え切れないほど悩み、人知れずにもがいてきたのだろうと思います。
この優勝で、日本人には無理だろうと思っていた事に風穴が開きました。
きっとこのパイオニアの後を追っかけてくる選手が出てくるでしょう。
そして何よりも、松山英樹選手自身が、ますますの活躍をしてくれるのではないかと、期待します。
私も、ちっとも上達しないけれども、これからもゴルフを楽しみながら、スコアもあきらめずに追いかけてみよう!
そして、今回のような海外で活躍する日本人ゴルファーの応援を、眠い目をこすりながらテレビの前でしていきたいと思います。